![](/img/cate-ph-lubao.jpg)
台湾の陶器の郷・鶯歌に生まれ、現在は厦門に生産拠点を移した陶器メーカー陸宝。欧米を中心に様々な受賞歴を持ち高い評価を得てきました。2008年には自社ブランド製品を立ち上げ、現代的なデザインと健康への志向を前面に打ち出した茶器をデザイン・製造しています。
◆台湾・陸宝について
正式名称は、台湾陸宝陶磁有限公司といい、1973年台湾の陶器の都・鶯歌に生まれました。陸宝の名前は陸地の宝=泥土から。創始者である呂宝樹氏が、陶磁器の名人、林柱氏を招き事業を開始。後に日本の技術も取り入れ、ロイヤル・ドルトン・ウェッジウッドなどなどから開発・生産を請け負いOEM(他社の名前で販売される)生産を中心に評価を高めていきました。
1993年には厦門に生産拠点を設け、最も早い磁器に中国大陸に進出した企業のひとつとなります。使用する泥土はアフリカやオーストラリアなど適したものを幅広く求め、主要な顧客は欧米、と非常に国際的な企業です。
創始者の子である呂柏誼が執行長となると、2008年に独自ブランドを立ち上げ中国・台湾向け販売を始めます。英語のブランド名はLohas pottery、健康志向、持続可能な生活という理念のもとで、洗練された現代的なデザインが特徴で、現在では直営店や百貨店など100以上の販売拠点をもつ高級ブランドとなりました。