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5.再び現れた茶文化の輝かしい時期(現代)

 中華人民共和国の成立後は、様々な産業が振興されるようになりますが、茶の文化活動は未だ重点的に取り組むべき文化事業として考えられていなかったばかりではなく、いったん、極左路線による抑圧を受けます。改革開放後、特に1980年代後半から、物質・文化両面で生活が改善するにつれ、国内外の様々な要因もあって、中国の茶文化には、活気溢れる発展の勢いが生まれました。改革開放を分水嶺とした、以降の現代茶文化は、古代の茶文化と比べ、いっそう時代性を具えたもので、中国茶文化を核心とした東方茶文化が世界でブームを起こし、内容も更に豊富で深くなりました。人文の歴史とともに科学技術があり、学術理論とともに生活上の実践があり、伝統文化とともにそこから新しいものも生まれています。これらの点から、大げさではなく、唐代と宋代以来のもう一つの新しい高潮であると言えるでしょう。その特色は、主に以下の点に現れています。

  第一は、茶芸の交流が盛んに発展しています。1980年代末以来、茶芸の交流活動は、全国各地で盛んに発展し、特に都市の茶芸活動の場は涌き出るように次々と現れ、新たな産業のひとつとなりました。目下、中国の数多くの省、市、自治区、及び一部の重要な茶文化団体と企業部門が相次いで茶芸交流団(隊)を成立させ、茶芸活動を一種の独立した芸術としました。例えば、2005年4月、全国第三回民俗茶芸大会が、雲南省の思茅で盛大に開催され、参加した茶芸隊は31を数えます。2005年の中国重慶永川国際茶文化旅行祭の組織委員会の招きに応じ、上海茶界は三つの茶芸隊を派遣し、三日間をかけて重慶の幅広い茶人や愛好家と交流演目を行いました。同時に、各地で次々と創意に富んだ茶文化活動を推し進めています。例えば、清明茶宴、新春茶話会、茗香筆会、新婚茶会、品茗懇談会など、社会経済文化の発展を大いに促進しています。

 第二に、茶文化社団が機に乗じ生まれました。多くの社団の成立は、茶文化を発揚し、また、健康面での発展を促し、「社会主義的な物質と精神、二つの文明」の建設に重要な役割を果たしました。1990年、茶聖・陸羽の故郷、湖北天門に「陸羽茶文化研究会」が成立し、陸羽が何年も茶事に従事し「茶経」を著した居住地、浙江湖州にも「陸羽茶文化研究会」が成立しました。北京では、中国の茶人を団結させ、中国茶業の振興を任とする全国的な茶界社団「中華茶人連誼会」が成立を宣言し、「海峡両岸茶業研究討論会」などの茶事活動を開催しました。1993年、茶文化を宣伝、交流、普及、発揚し、社会文明の発展を促し、茶葉の科学研究と茶業経済を発展させることを主旨とした国際的な茶文化社団「中国国際茶文化研究会」が成立します。こうした動きは茶文化の発展が、今まさに穏やかに前進していることの表れです。

 第三に、茶文化祭や国際茶会が絶えず行われています。毎年、各地で規模の異なる茶文化祭や国際茶会が開かれており、例えば、西湖国際茶会、中国溧陽茶葉祭、中国広州国際茶文化博覧会、武夷岩茶祭、プーアル茶国際研究討論会、法門寺国際茶会、中国信陽茶葉祭、中国重慶永川国際茶文化旅行祭などは、既に何度も開催されています。2005年までに、上海国際茶文化祭は連続で12回も行われています。中国国際茶文化研究会は、二年に一度、国際茶文化研究討論会を開催し、2006年、山東省の青島で9回目の国際茶文化研究討論会を行いました。一部の国際茶会は、茶文化の異なる側面から、テーマを絞った学術研究討論を行っています。例えば、中国の杭州と上海、アメリカ、日本、韓国などは、「お茶で養生する」ことを中心テーマに、「茶・品質・人体の健康」に関する学術研究討論会を相次いで行っています。こうした茶学界と科学研究、医学界との対話は、茶学と医学の結びつきによる素晴らしい成果をあげています。また、一部の活動は国外にも及び、例えば、1998年9月末にアメリカのロサンゼルスで開かれた「21世紀に向かう中華茶文化国際研究討論会」は、中国の茶文化学者とアメリカ当地の文化界が共同開催したものです。その他、北京、雲南省の昆明と思茅、福建省の福州と安溪、陝西省の西安、浙江省の湖州、山西省の五台山、福建省の厦門、香港、台湾などの場所でも、異なるテーマの茶文化祭や大型の茶会、学術討論会を開いています。こうした活動は、異なる側面、階層、方向から茶文化の内容を深めています。

 第四に、茶文化の書籍は、古いものの優れた所を残したつつ、新しい観点を加えたものが刊行されています。目下、数多くの専門家や学者が、茶文化に対し系統的に深く研究し、数百種類の専門書が出版されています。その他、様々な茶文化専門の定期刊行物や新聞、また報道、研究討論があり、茶文化活動は、高い文化的な品位と理論基礎を持つようになりました。例えば、江西社会科学院の農業考古編集部は、1991年から毎年二期「中国茶文化」特集号を出版し、毎期、80万字余りの内容があり、茶文化に関する研究論文と知識を記載した短い作品などを集中的に発表し、「茶葉歴史」「茶文化研究」「茶具」「茶館」「茶芸」「茶俗」など29のコラムを設け、国内外の茶文化界に大きな影響を及ぼしています。北京の茶人連誼会の『中華茶人』、杭州の『茶博覧』、上海の『上海茶業』及び各省市茶葉学会の編集したお茶に関する刊行物も、茶文化、茶科学技術、茶経済の文章を大量に掲載しています。文芸家も、お茶についての著作ばかり、お茶に関連した詩歌、絵、長編小説を作り出しています。例としては、浙江省の女性作家・王旭烽の長編小説『南方有嘉木』が挙げられます。

 第五に、茶文化の教育研究機関が相次いで建設されました。目下、中国には、10校以上の高等学院、学校が専業茶学を設け、茶業の専門人材を育成しています。一部の高等学院、学校では、さらに茶文化研究所を設立し、専業茶芸や茶文化の課程を開設しています。お茶を生産する一部の主要な省、市、自治区も、専門的な茶文化研究機構を設立しており、例えば、北京大学の東方茶文化研究センター、上海茶文化研究センター、上海茶業職業訓練センター、香港中国国際茶芸会などが挙げられます。

 これと同時に、日本の日中茶サロン、日本中国茶協会、韓国の韓国茶道協会、韓国茶人連合会、韓国陸羽茶経研究会、及び北米の茶科学文化交流協会などの茶文化団体も、その機運に乗じて生まれています。これらの団体は、既に存在していた各国の茶文化団体と共に交流活動を操り広げ、全世界における茶文化の普及にそれぞれの貢献をしています。

 これ以外、茶文化活動の高まりに伴い、もともとある総合的な博物館に茶文化の展示がなされる他にも、杭州の中国茶葉博物館、四川の茶葉博物館、漳州の天福茶博物院、上海の四海茶具館、香港の茶具館といったお茶の博物館も次々と建設されています。

 

 

 

 

 

 
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